2021/05/08 16:10

初めまして、島根県の離島にある「お土産と手仕事のお店 つなかけ」店員の「こづゑ」と申します。

今回は、ノートを通して離島と本土間でやりとりをする「交換日記」を紹介させていただきます。

ここ数年、ネットやスマホが普及したことで、コミュニケーションの手段はどんどん増えてきてきました。

写真やユニークなスタンプを使って、すぐに自分の気持ちを伝えることができるのは、確かに便利ですよね。

本土まで3時間(!)かかる私達にとっても、こういったツールの進化にはとても助かっています。


でも、たまに思いませんか??

スマホの文字だけだとちょっと伝わりにくいかも・・・

実物はもっと良いんだけどなぁ・・・

手書きの文字って、やっぱりいいよなぁ・・・



やっぱり、まだまだアナログの魅力って残っていると思うんです。

そこで、当店ではデジタルではなくアナログでのコミュニケーションができる「交換日記」の販売を企画いたしました。


「すぐ届かないこと」がつくる余白

私達が住む島、島根県の海士町(あまちょう)は、本土へのフェリーが1日2〜3便運行しています。

昼に島を出たフェリーが本土に着いたらもう夕方。

そこからさらに全国各地へ運搬されるので、到着には通常の郵便に比べれば1〜2日の追加日数がかかる場合があります。

台風や冬の荒波の影響を受けると、丸2日フェリーが止まってしまうことも。



その日の海の状態によって、時にゆっくり、そして様々な人の手を渡って届く郵便物。

そうやって、自然と共にやりとりを繰り返す交換日記は、貴方の日常にちょっと穏やかに、待つ楽しみを作ってくれるかもしれません。

何でも明日には届いてしまう今だからこそ「すぐには届かないこと」が、貴方の生活に余白を作ります。


届けられるのは、文字だけじゃない

当然ながら、交換日記には文字だけではなく絵を描いたり、切り抜きを貼ったり、挟み込んだり、穴を開けたり・・・

様々な工夫ができます。また、封筒に入るモノであればちょっとした立体物もOK。

私達の島からは、海の漂着物、サザエのフタやシーグラス、季節の押し花なんかも送ることができます。こ

ういった実物が届く面白さも、本商品の魅力です。




「いつか会う楽しみ」を

今回の交換日記は、2往復から50往復までのやりとりができます。

50往復については終わらせるのに何ヶ月かかるのか…私達も分かりません(笑)

それだけ長くやりとりをできたら、いつか会ってみたいですよね。

当店を運営している会社、株式会社隠岐桜風舎では、観光ガイドも取り扱っています。


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今回の交換日記をきっかけに、島根県の海士町が皆さんの行きたい旅先になってくれれば嬉しく思います。

ぜひ手書きのコミュニケーションを楽しみましょう♪